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2005年05月 読書ノート最終更新日:2005/05/28
ここでは私が読んだ本についての感想を公開しています。本のジャンルは「なんでもあり」です。
当たり前のことがしっかりと書かれているなというのが、読んでみた第一の印象。本書で述べられている最も重要な点は、「チャート作成のステップ」と「どのような比較に対してどのようなチャートを使用するか」の2点。チャート作成の3つのステップ:あなたのメッセージを決める→比較方法を決める→チャートフォームを選択する。構成要素の比較にはパイチャート、項目の比較にはバーチャート、時系列の比較にはコラムチャートまたはラインチャート、頻度の比較にはコラムチャートまたはラインチャート、相関の比較にはバーチャートまたはドットチャートを使用する。(基本のチャートのフォームは5種類:パイチャート・バーチャート・コラムチャート・ラインチャート・ドットチャート)
以上はセクション1で述べられている話題。セクション2では具体的なチャートの例、セクション3ではコンセプトとメタファーの例、セクション4ではチャートをスクリーンで見せる場合の注意点が示されている。私は、セクション2と3は蛇足だという印象を受けた。セクション2は急に応用に入ってしまっており余計な混乱を招くし、セクション3は明確な説明もなく絵や図を並べてもあまり意味は無いと思われれる。実用性を考えると、セクション1のみを簡潔な小冊子にまとめてあると利用しやすいのでは無いかと感じた。
ちなみに、本書の原題は「Say it with charts」(チャートを使って伝える)。原題の方が本書の内容を良く表していると思う。
日付:2005/05/28
しばらく読んでいなかった市川拓司氏の作品を読んでみた。「いま、会いにゆきます」「そのときは彼によろしく」と同じ雰囲気の作品で、期待通り読み進めることができた。ふと思ったことだが彼の作品では共通して、はじめから結末が明確になっている上で読者に物語を読ませている。そのことが、読者にとって期待通りという満足感を与えているのかなと思った。
「いま、会いにゆきます」では妻が家族からかけてしまい、この作品では息子が家族からかけてしまう。作品中でも表現されているが、息子が巣立つという意味合いを含んでいるため、「いま、会いにゆきます」のように悲しさを感じさせるような作品ではない。強引な言葉で表すと、この作品の方が比較的に前向きで、力強い印象を受ける作品のように思える。
日付:2005/05/19
現代経営の課題について、情報・知識集約的経営、グローバル時代の企業経営、企業の社会的責任と企業倫理、少子化・高齢化時代の経営、産業構造の変化と企業経営のテーマで話が進められている。このように、ざっと並べてしまうとくだらない印象を受けてしまうが、実際の経営課題の中身を見ていくと経営を進める上で取り組まなければならないことがいかに多いかということに、改めて気づかされる。
それぞれの課題については、第1巻「経営学の基本」に比べると実際の企業のおける取り組みの例などが豊富で理解しやすいテキストだったと思う。
ナレッジマネジメントやベンチャー企業のような前向きなことから、企業倫理(業績至上主義の問題点)や情報セキュリティリスクのような回避しなければならないこと。さらに、ワークシェアリングや異文化経営のような企業の外との関係を意識しなければならないこと。こういった課題は、企業が社会の一員であることを考えるとすべて当たり前のことではあるのかもしれない。
日付:2005/05/12
経営学検定試験の公式テキスト。初級試験向けの一冊ということで、経営学の概要をざっと説明している。教科書らしい記述で、概要をさらりと説明している、決して読んでいて面白いものではない。また、基本といいながら、わかりやすい記述がなされているとも言えない。経営学の入門として読むよりも、いろいろな本で経営学を学んでいる人が知識を整理するために読む本ととらえた方が良いと思う。
本書は、経営理論、企業論、経営戦略、経営管理、経営基本機能、経営環境で構成されている。私は今まで、中小企業診断士の入門書をはじめ、いろいろな経営学の本を読んできたので、知識の整理という意味で役立ったと思う。特に、経営理論の章でふれられていた、テイラー、フォードシステムなどは経営の話になると度々話題にあがるテーマなので、ビジネスにおける会話をするためにも知っておく必要があり、知識の再整理ができたことは有意義だった。
日付:2005/05/07
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